DV野郎を撲滅せよ!原因は◯◯不足なのかもしれない!

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30代女性
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いつもは優しいんですよ?でもときどきカッとなるみたいで…暴力を振るわれることもあります。でも大好きなんです!!!

というご相談を受けました。「そんなやつ別れちまえ!」が私の心の底からの声ですが、ダメだとわかっていても別れられない…そんな事情があるのが人の世の常ですね。よく精神的なケアを専門とする職業の人は、「相手のことは変えられない。自分が変わるしかないのよ!」とサポートするようです。でも本当に暴力的ではない人に変えることはできないんでしょうか?

亜鉛と銅のバランス悪化が暴力行為の原因かも!?

暴力行為と体の中の亜鉛・銅のバランスに関連性があるというお話は随分前から論文発表されています。1997年発表の論文になりますが、犯罪にまで発展してしまった極度に暴力的な男性とそうではない男性それぞれ96人に対して、体内の銅と亜鉛のバランスを調査をしています。その結果はこちら!

なんと温厚な人はほぼ亜鉛と銅のバランスがとれているんです!年齢や人種や経済状況のような結果に影響を与えそうなこと(交絡因子っていいます)は、きちんと統計学的な処理をされているので、純粋に亜鉛と銅のバランスが暴力行動に結びつくことが発見された画期的な論文です。つまり、暴力的な人だとしても単に持って生まれた性格の問題ではないかもしれないんです!!!こういうことする人の性格、ほとんどもって生まれたものって決めつけてた!すまんっ!

DV野郎の行動パターンはまさに亜鉛不足!

さて今日の本題であるDV野郎についてですが、お話を伺ったところ、DV野郎はいつもは温厚だけど、ときどき暴力、そして猛烈に優しくしてくれるというのが基本行動パターンなようです。実は、温厚→爆発して暴力→優しくなるというのは、典型的な亜鉛不足・銅過剰の行動パターンにあてはまります。

上記は24組の兄弟のミネラルバランスの解析をした結果です。亜鉛が多く銅が少ないタイプの人は、いつもは温厚だけどもカッとなって暴力をふるい、その後後悔するという行動を示してしまう人。まさにDV野郎とぴったり当てはまる症状ですね!

DV野郎はそのカッとなることを止めることができず、それでいて自分がやってしまったことに非常に後悔するため、暴力後は過剰に優しくしてくれるんですね。つまりDV野郎のDV後の優しさは愛ではなく、懺悔です。

逆に亜鉛が多くて銅が少ないタイプの人は、いっつも攻撃的で挑戦的で、しかも残酷なんだそうです。亜鉛過剰・銅不足の【ザ・攻撃的人間】のことを「それでも好きなんです!」って言っちゃう人は、殴られ側の当人にもだいぶ問題があると思われます。だっていっつも攻撃的で残酷な人よ??好きになるかね、普通???しっかり栄養見てあげたい感じがしてなりません。

なんで亜鉛が少ないとカッとしちゃうの?

亜鉛が少ないとDV野郎になる可能性大なのには、きちんとした生化学的な理由があります。

オラオラホルモン・アドレナリンができるまで

こちらはお口から摂ったアミノ酸がどういう道を通ってアドレナリンになるのかを示した図です。アドレナリンとは、イケイケドンドンな人に過剰に出ているオラオラホルモンのことです(何だこの説明www)。基本的にはピンチのとき、攻撃的なときにドバドバ出るもので、いわゆるカッとなった瞬間にはどっばーーーーーーーーーと出ています。その逆もしかりで、アドレナリンが体にたくさんあるときは、ピンチのときであり攻撃的になるときでありカッと怒るべき時であると体は認識します。

銅がたくさんあるとアドレナリンがどんどんできる

10円玉の材料でもある銅は、ドーパミンからノルアドレナリンに変化するときに必要なミネラルです。銅が体の中に過剰な状態になるとドーパミンからノルアドレナリンにたくさん変換してしまいます。ノルアドレナリンが体にたっぷり。それはアドレナリンの原料が多いということですので、当然アドレナリン量が増えます。

つまり体の中に銅が多い状態は、オラオラホルモンを大量に体に持っている状態ということ。そして体は、近くに攻撃するべき対象がいる状態だ!と判断してしまうんですね!

銅と亜鉛はブラザーイオン

急に銅の話ってどういうこと?と思われた方もいると思います。銅と亜鉛はブラザーイオンといって、どっちかが下がるとどっちかが上がるような、シーソーのようなバランスで成り立っているイオンです。ベストバランスは銅と亜鉛が【1】:【1】か【1.1】:【0.9】くらい。あまりにも銅と亜鉛バランスが崩れている人は、どちらかを一方的に摂りすぎているか、摂っていなさすぎるかのどちらかです。多くの人が亜鉛の摂取が足りないので、銅が過剰になっています。最近のキレやすい若者って、亜鉛が足りてないのかもしれませんね〜。

アドレナリンが分解できればいいのでは?

ノルアドレナリンがたくさんできるのもわかった。そのせいでアドレナリンがたくさんできるものわかった。だったらアドレナリンがさっさと分解されてくれたらいいんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんえ?誰が思ったんだって?もちろん私です。

回るお寿司屋さんをイメージしてみよう

お寿司を握る職人さん、ベルトコンベアー上をまわっているお寿司、そしてお寿司を食べるあなた。3つがバランスがよいと、とってもバランスがいいお寿司屋さんです。仮に、突然お寿司を握る職人さんが猛烈にスピードアップして寿司を握り始めたら…ベルトコンベアー上のお寿司、溢れかえりますよね?これが、銅が過剰すぎてノルアドレナリンが増え過ぎちゃった状態です。

もしもあなたが猛烈な勢いでベルトコンベアー上のお寿司を食べてあげれば、回るお寿司の量も適度な状態を保てるかもしれません。でも、あなたはあなたで「ちょっとは多く食べてあげようかなって思うけど、お腹いっぱいだし。そんな食べられないから。」と感じることでしょう。体だって同じです。体の中にアドレナリンがたくさん作られてしまったからといって、勝手にガンガン消費・分解されるわけではないのです。

なお、ノルアドレナリンとアドレナリンの分解にはマグネシウムが補酵素として必須なのですが、マグネシウムが十分摂れている日本人はほとんどいません分解力に期待するのもダメそうだー!

亜鉛は一体何をするんだ?

すっかり銅の話ばかりになってしまいましたが、今日の本題は亜鉛。亜鉛がどんな働きをするかについて説明せねばなりません。亜鉛は、銅とブラザーイオンというだけあって、銅の過剰な反応を抑制するように働きます。つまり亜鉛がドーパミンがノルアドレナリンに変換するのをいい感じに止めてくれます。寿司屋の職人さんに「寿司、握り過ぎじゃない?ちょい手を止めましょうか」と伝えてくれるのです。おかげさまで、ベルトコンベアを回るお寿司は一定の量になり、美味しいお寿司が適度に食べられて誰もイライラしないいい感じのお寿司屋さんになります。これが亜鉛の大切なお仕事です。

長尾綾子
長尾綾子

いかがでしたか?もしかしたらDV野郎に亜鉛をたくさん飲んでいただければ、優しいところだけが残る素敵な人になるかもしれません。もちろん絶対ではないし、そんなに甘いものでもないのが本当のところですが。でも栄養って、本当に心のあり方を左右するんですよ!

なお、これと似た案件で「私、ダメな男ばっかり好きになっちゃうんです!どうしたらいいでしょうか!」というご質問に対する栄養学的な返事については苦慮しています(笑)もし、これだ!という回答が見つかったらお知らせしますね。

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