肌のキレイにはオメガ3が効果的!

サプリメント治療
30代女性
30代女性

顔の肌がかゆくてしかたありません。がさがさな肌にもなるし、赤みも気になる!対処法はありませんか?

長尾綾子
長尾綾子

第18回日本抗加齢医学会によると、オメガ3系の油が効果的ですよ!

服や金属、化学物質、光などなど、肌に特定のものがつくとなんだか肌にかゆみが出たり肌の調子がすごく悪くなったりする人がいます。これは、接触性皮膚炎というちゃんとした病名がつく症状で、読んで字のごとく、肌に炎症が起こっている状態。接触性炎症が起こるかどうかは栄養状態がとってもポイント!たくさん栄養成分がある中でオメガ3が肌の炎症にはとても効果的でです!今日は第18回・日本抗加齢医学会で発表された演題に基づいて、オメガ3と肌の炎症・アレルギーの関係についてお伝えします!

現代人のお肌はオメガ6が多め

昨日の晩ごはんは何食べましたか?

昨日の晩ごはんに油はどれくらい含まれていましたか?卵を焼くときにフライパンに塗る油のように外から油を足すものもあれば、卵そのものに含まれている油もあります。私達の体にある細胞の膜は油を主成分としているので、昨日食べた油は新しく作られる細胞の膜の材料として使われています。つまり、あなたが日々丁寧に丁寧に宝物のようにして洗っているお顔の肌も、昨日食べたマックポテトの油でできている可能性があるということです。おそろし〜!

ポテト油肌は炎症肌

現代人の食事のオメガ3とオメガ6のバランスを見ると、圧倒的にオメガ6寄りで、オメガ3はほとんど摂取されていません。オメガ3って言われてもピンとこない方は青魚を食べた量だと考えるとわかりやすいでしょう。外食で食べる揚げ物vs青魚。圧倒的に外食揚げ油のほうが食べている総量が多くないでしょうか?なお、オメガ6というのは炎症を起こすシグナルを出す油です。つまり、マックポテト油でできた顔は炎症を起こしやすい肌になります。一方青魚多いオメガ3は炎症を抑えるシグナルを出す油。つまり青魚油でできた顔は炎症が起きないつやつや美人顔になるということです。

すごいぞオメガ3!

食べ物替えたら下痢が止まった実験

第18回・日本抗加齢医学会の長竹貴広先生のご発表によると、通常実験に使われるねずみさんはオメガ6系の油が豊富な餌を食べさせているそうです。しかし、実験用のねずみさんの食事をオメガ3が豊富な物に変えたところ、食物アレルギーによる下痢を止めることができたそうです。同研究によると、下痢が止まったネズミさんは大腸の粘膜固有層の細胞で使われている油の種類の変化が際立っていたとのこと。この研究は、食事によって細胞の性質が変えることができるということ。そして、性質が変わった細胞によって体の不調も改善できるということを示したのですね!

今度は肌の炎症が止まった実験

食物アレルギーの下痢が止まる研究が更に進み、ねずみさんだけでなく、更に人に近い猿を用いて、肌のトラブル・接触性皮膚炎がどうなるかについても研究が行われました。消化管にオメガ3から生成される成分を注入すると、なんと耳にできた接触性皮膚炎が改善したというのです!しかも、炎症を起こして0日目の対応ではなくて、5日ほど経過させて慢性的な炎症状態を作り出したあとに投与しても6日目には効果が出るんだとか。つまり、オメガ3系の油は長年の肌あれやアレルギー肌のがさがさ、赤み肌の特効薬になるかもしれません。

美容的なお肌のトラブル改善の可能性

肌の微細な炎症が原因と言われているのが、女性の大敵・肝斑です。もやもやっとしたシミの肝斑はいろいろな原因がありますが、ベースにあるのは細胞の微細な炎症です。オメガ3系の油が豊富な肌をしていたら肝斑の原因となる微細な炎症を止められるかもしれません。オメガ3が肝斑にめちゃめちゃ効果的なのではないか…という可能性については、いつか実験してみたいと思っています。

生化学的にもっと詳しく解説

第18回・抗加齢医学会で発表されていた研究発表をもう少し詳しくご紹介します。αリノレン酸と呼ばれる一般的なオメガ3が体内に入った後、代謝が進み、EPAにまで変換されます。EPAにシトクロムP450という補酵素が作用すると、エポキシエイコテトラエン酸という成分が発生します。その中でも、亜麻仁油性の食事を摂取したネズミさんの大腸には17,18−エポキシエイコテトラエン酸(EpETE)という成分が顕著に増加することがわかったそうです。

17,18−エポキシエイコテトラエン酸(EpETE)を通常の食事をしているネズミさんに投与すると、αリノレン酸がメインの食事をさせたネズミさんと同様に食物アレルギーが改善されることから、17,18−エポキシエイコテトラエン酸(EpETE)が抗アレルギー活性を示しているのではないかと考えられています。

17,18−エポキシエイコテトラエン酸(EpETE)の作用を分子レベルでみた際、好中球にあるGPR受容体に作用して、炎症部位への遊走を阻害するとのこと。好中球が過剰に炎症部位に遊走しないため接触性皮膚炎を軽減するのではないかと考えられています。一方、炎症の主役である樹状細胞やT細胞の機能には特に影響を与えていません。つまりこれまでのステロイド治療とは違う作用で炎症を止めることがわかってきました。これまでステロイドを使って痒みや赤みに対応していたけど、なんだか効果が芳しくない…そんな人にもオメガ3は効果があるかもしれません。

まとめ

オメガ3サプリの中でもEPA豊富なものを選ぶのが効果を実感するのには適していますよ♪

オメガ3がお肌の炎症を止めるのに効果的ということは、花粉症による肌荒れやアトピーにも期待ができるということ!炎症は肌をガサガサにしてしまいますので、日頃からたくさんオメガ3を摂ることは美肌を作る上で非常に効果的なんですよ♪さらにEPAからの代謝物が効果的だということがわかっていますので、オメガ3豊富なαリノレン酸を摂るよりは、直接EPAを摂取したほうが効果を実感しやすいです。サプリメント選びの際に参考にしてくださいね♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました